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[[ 感想 ]]
すばらしい展覧会でした。
すごく記憶にのこる。
作品がすごく訴えてくるのです。
でも作品は好まれることを拒否するような距離感を感じるのです。
生々しくて、気持ち悪い感じのするタッチ。
(あー、語彙がなくてかなしい。。)
作品には額とガラスで覆われてるんですが、ガラスに鑑賞者がすごく写り込んでくるんです。
すごく見えづらくていやだなーと思ったのですが、作家がそれを意図していたようです。
ベーコンは「ガラス+金縁の額」という仕様で額装を指示し見る人と絵の間に「隔たり」を生むことを好んでいたようです。
なるほど。納得でした。
でもなぜ、彼は「隔たり」を好んだんだろう。。。
うう!!面白いです。引き込まれます。
会場では
土方巽やウイリアム・フォーサイスという外国人ダンサーの映像作品も展示されていて
彼がいろんな世界にいかに影響を残したかが伺われました。
この展覧会のチケットで
☞同時開催中の「東京オリンピック1964 デザインプロジェクト」
☞常設展
☞工芸館
も見れますよー。
夕方近かったので時間がなく
オリンピックの展示だけを覗いて帰りました。
亀倉雄作の東京オリンピックのポスターは
やはりかっこいいですね。
あの時代のグラフィックはすばらしい。
日本のグラフィックデザインを作り上げてきた人たちばかり。
すてきだー。
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[[ 展覧会情報 ]]
フランシス・ベーコン展
http://bacon.exhn.jp/
2013年3月8日(金)‒ 5月26日(日)
午前10時 ‒ 午後5時
月曜日休館
一般 1,500円
[会場]
東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/map.html
午前10時 ‒ 午後5時
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